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奈良県酒造組合(奈良県大和高田市、喜多一嘉会長)に加盟する26の蔵元は、県独自の「奈良うるはし酵母」で仕込んだ純米酒や純米吟醸酒を「奈良うるはし」の統一銘柄で発売した。酵母は県工業技術センターと共同研究し、清酒発祥の地とされる正
県酒造組合(37社、喜多一嘉会長)は、清酒発祥の地とされる正暦寺(奈良市)で発見された酵母を使った純米酒と純米吟醸「奈良うるはし」を、組合で初めて統一ラベル商品として4月から発売する。日本酒の売り上げが低迷する中、県は新年度から酵母の調査を計画するなど、消費拡大につなげる新たな取り組みが活発化する兆しを見せている。 「奈良うるはし」はすっきりとした味わいが特徴。酵母は1999年、「正暦寺にゆかりのある日本酒を」と、酒造会社の有志と県工業技術センターが酒造りに適した酵母を探し当て、商品化にこぎつけた。組合に加盟する27社の酒蔵で現在、杜氏(とうじ)が仕込み作業を行っており、品評会で認められた商品だけ出荷する。 平城遷都1300年祭に合わせた販売でアピールする喜多会長は「奈良の日本酒を見直してもらうきっかけにしたい。加盟社が互いに切磋琢磨(せっさたくま)することで、レベルアップにもつながる」と
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