表示順位の1位と5位ではクリック数に3倍の開き では実際、アウンコンサルティングが実施した「検索連動型広告の表示順位別クリック率」の数値はどうだろうか。図2は、代表的な検索連動型広告であるオーバーチュア「スポンサードサーチ」とグーグル「アドワーズ広告」において、1位表示のクリック率を1.00とした際の表示順位別のクリック率を相対指標で表したものである。 海の家の立地は、毎年海水浴場のオープン前にくじ引きなどによって決められることが多いそうだが、立地条件によって、なんと集客数が1けたも違うこともあるという。 対する検索連動型広告の表示順位は、主に入札金額によるものだ。調査結果を見てもわかるように、海の家の立地と同様、集客数には大きな差が生まれている。例えば、1位と2位では集客力の差は1.1~1.4倍程度だが、これが1位と5位になると2.4~3.2倍、さらに1位と10位では4.6~11.