2008年4月16日(水) スキーをデポして爺ヶ岳中央峰山頂へ向かう。これは大失敗だった。やはり雪上の移動はスキーに勝るものはない。山頂から戻る頃には少しずつ雪が腐り始め、足の裏には雪団子が、クランポンが高下駄のごとく化けて、無駄に時間を食ってしまい、これで帰りの直通特急に間に合わなくなる。ここで滑落でもしたら永久に帰れないとビビりながら、一歩歩くごとにアックスで叩き落さねばならない始末。スキーだったら楽勝だったのに。 天気は常に薄日が射すも、お天道様が傘をかぶっていて、いかにも下り坂っぽい。そのせいで景色も今ひとつハッキリしない。唯一ユカイだった事と言えば、ライチョウのファミリーを見たことか。成鳥と同じ羽色で一回り小さいヤツらが数羽で群れていた。親鳥と思われる丸々としたヤツもいたからこれは家族に違いない。ただ山頂に向かうルート上にいたので追い回す結果になってしまった。ごめんね。 10時く
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