2006年の春、宇宙のSさんと一緒にブナゴヤ谷の源頭部をちらっと滑ったことがあります。 (宇宙のSさんの記録) この谷は緩い斜面にブナの原生林の残る広く明るい谷だった憶えがありますが、またいつかこの谷の先をもっと奥まで滑ってみたいと思っていました。 この日、石徹白からの大杉林道には全く雪がなく心配しましたが、谷は北面のためか、まだたっぷりと雪が残り、前日にも10cmほどの降雪があったようで、斜面を選んではステップ板で登り返して、滑りも十分に楽しめました。 (尾上郷川別山谷 ブナゴヤ谷) 4月22日(月) 晴れのち小雪 メンバー : わしだけ MAP 白山中居神社に車を置かせてもらい愛車に跨り出発。大杉林道の入口には重機が鎮座しており通行止めでした。前回ここの林道歩きで泣かされたので今回は自転車を持って行きましたが、これが大当たり! 途中、凍った路面にハンドルを取られ一度コケるも、チンタラ漕
出発は5時前。暁光に包まれた台地下部は美しい。 ブナの巨木を中心とした下部を抜けると、ダケカンバの超疎林地帯に。脳みそが溶けてしまいそうな景色である。 どこを滑っても最高のゲレンデだろう。緩斜面と急斜面が交互に現れ、シール登高も楽しい 天気は無風、快晴。北アルプスから、遠くは南アルプスの山々まで望むことができた。 最後は、御前峰と剣が峰のコルに詰め上がり、コルから御前峰へ。コルへの詰めは雪質良く、シールのみで難なく登れる。が、御前峰の登りは氷化した急斜面をピッケルアイゼンできわどい登り。転法輪谷から詰めるほうが安全かもしれない。この最後の登りで手間取り、山頂到着12時前。 山頂からはまず南に延びる尾根を滑り、転法輪谷にドロップ。まだ1本のシュプールもついていなかった。これだけすばらしい山スキーフィールドに、これほど人が少ない場所は日本中探してもここくらいなのではないかなあ。 山頂からの標高
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