初めて人に会うと、ほぼ全員に同じ質問をされる。 「どうしてP&Gを辞めたんですか?」 普段は「合わなかった」の一言で済ませてしまうけれど、当然、決断は簡単なものではなかったし、結果的にも、この出来事は僕の人生を大きく変えることになった。付き合いの長い友人なんかは、本気で「村上はおかしくなってしまった」と思ったかもしれない。 確かに当時の僕はひどく疲れていて、健康な精神状態ではなかった。けれど、幸いにも正気は保っていたので、(おそらく)正しい選択をして、今はそれなりに人生を楽しんでいる。とにかく苦しい経験だったけど、これがなければ今の自分はない。このブログも生まれていない。記念すべきコンテンツ第1号を飾る権利くらいはあげてもいいと思う。 ……………………………………………………………………………………………… 現代の日本では、社会に出て、少なくとも数年は企業という組織に属することが、幸せな人
http://anond.hatelabo.jp/20110107214632 概ね賛同。 現在32歳、「超氷河期」と最初に呼ばれた世代で、報道や世間のムードに流されるままに「働けるだけありがたい」なんてくだらない考えから不本意な就職を決めてしまった結果大コケしたわたしからも一言。 大事なのは、企業を選ぶときにはあくまで自分の欲望に忠実に選ぶことであって、間違えても「自分を企業に合わせよう」なんて思ってはいけない。 この人のすすめている「うそ」は、自分の気持ちを偽れ、ということでは絶対にない。 「入りたいと思っている会社に対して、自分という人材をいかに立派に輝かしくプレゼンテージョンできるか」という能力を磨け、ということだ。 そこを絶対に勘違いしないでほしい。 「0を1にするのはだめだが1を100にするのはあり」 本当にこの一言に尽きると思う。 0を1にしてうっかり何かの間違いで採用されて
来年(2011年4月入社)の新卒採用市場がいっそう厳しくなりそうという報道をよく見る。 これは、なかなかすばらしい事態であると思う。(注:ちきりんは“混乱 lover”である。) そもそも日本において就職状況が(新卒はもちろん中途の人たちもだが)厳しいのは、ちきりんも何度も書いているように、 ・この国において「仕事より人が多いから」なのであり、 ・「あなたの孫はインドか中国で生まれます」で書いたように、今後も日本には仕事は増えない。 なので、自己分析とか意味不明なことをしても何の役にもたたない。 経済産業省は“既得権益・強化戦略”とでも呼べそうな成長戦略を発表していたけれども、何をやろうと“日本という場所”が再度経済成長するなんてことは、もう起らないのだ。 来年は新卒の60%くらいしか就職できない可能性があるそうだが、これは本当にめでたい。しかもおそらく就職できるのは、偏差値の高い大学にい
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