データ保護機能を備えつつ、HDDを自由に追加・差し替えられるストレージアレイがデータロボティクスの「Drobo」シリーズだ。 後編では、DroboシリーズのメインストリームモデルであるDrobo S(5ベイ・USB 2.0/eSATA/IEEE1394)とDrobo FS(5ベイ・ギガビットLAN対応NAS)で、アドオン機能「DroboApps」とリビルド作業の使い勝手、データ転送速度などを検証する。 個人ユーザーこそ使ってみよう──RAIDより簡単なストレージアレイ「Drobo」の実力検証(前編) Drobo S・FSの設定/一般メニューには、デュアルディスク冗長化とディスクドライブ・スピンダウンの2つの項目がある。デュアルディスク冗長化は、いわゆるRAID 6のようにパリティを2重に持つことで同時に2台までのHDD故障が起きてもデータの復旧を試みる、よりデータの安全性を考慮する設定だ(