英紙ザ・サンの電子版は7月31日、サッカーW杯南アフリカ大会で3戦全敗した北朝鮮代表のキム・ジョンフン監督が建設現場での強制労働を強いられていると報じた。 北朝鮮は初戦のブラジル戦で1−2と善戦し、金正日総書記は第2戦ポルトガル戦の放映を決断。だが、北朝鮮は0−7と屈辱的大敗を喫し、この敗戦が同総書記の逆鱗に触れたとされている。 同紙によると北朝鮮代表は帰国後、政府幹部らから6時間にわたり査問され、選手らはキム監督を批判するよう強要されたという。責任を問われた同監督は『(金総書記の三男の)金正雲の信頼を裏切った』という理由で強制労働の懲罰が科されたという。 キム監督の1日の労働時間は14時間にも上るとしているが、韓国情報局関係者の「過去に結果を残せなかったスポーツ選手は強制収容所に送られた。それよりは軽い」との話も紹介した。