私ぐらいになると(?)新聞とかべつに読まなくてもいいんだが、ネタ探しのつもりもあってこのweb版『人民の敵』を始めた昨年夏から、なるべく毎日(しょっちゅうあちこち動き回って本拠の福岡を留守にしてることも多いんで購読契約はせず、その都度わざわざコンビニで買って)新聞を読むようにしている(そのわりには“時事ネタ”を書くことは少ないけれども)。で、昨日(6月8日)の朝日新聞の国際面の記事の中に、こんな一文があった。 容疑者は40歳のアルジェリア人とされ、フランスの大学に籍を置いて論文を書いていた。過激思想に染まった兆候は見られなかったものの、パリ郊外の学生宿舎の家宅捜索でビデオが見つかったという。 パリ警官襲撃、ISに忠誠か とくに何の変哲もない文章だとたいていの人は思うだろう。しかし私は「ん?」と引っかかった。内容にではない。「過激思想に染まった」という表現である。「昔の新聞って、こんな表現を