小野不由美氏の原作小説を、藤崎竜氏がコミカライズされジャンプSQで連載されていたコミックス「屍鬼」最終11巻【AA】が4日に発売になった。 屍鬼は、原作小説の書籍情報が『人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躙したかのように散乱していた――。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも……』などで、人を襲う『屍鬼』が村中に増えていくお話。 コミックス版『屍鬼』は、Wikipediaによると『「藤崎イズム」ともいえる要素があるのも特徴。『封神演義』と同じくオマージュ的表現も多々含まれている。尚、小説と異なるストーリー展開だが、漫画化の際に小野から「原作をなぞるのみにしない」という条件が出ている