造園業の方(スコップ職人とも呼べる人)から習ったテクニックを私の専門である動作分析のアプローチでご紹介します。 一般的な持ち手でスコップを扱うと、上腕二頭筋を使いやすく この筋肉は全身の筋肉の中でそんなに大きな筋肉ではなく、疲労しやすいのです。 そして雪を投げる時にスコップに縦回転のトルクがかかりやすく、 結果として腰が支点となり腰痛になりやすいのです。 一方で持ち手を変えて握ると、上腕二頭筋の代わりに広背筋を使いやすくなり、 大きな筋肉を使って雪を投げる事が可能になります。 そして先ほどと比べると横回転のトルクになりやすく、腹筋を活用しやすいので 腰への負担がかかりにくくなります。 この持ち手で慣れてくると、前にも横にも高く投げる事も自由にできるようになります。 初めのうちは慣れないので上手く投げる事が出来ませんが、ひとシーズン続けると かなり上手くスコップを使う事が出来るようにな
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