今回の京都大学未来フォーラムは、法学部卒業生の秋山咲恵 株式会社サキコーポレーション代表取締役社長を講師に迎え、百周年時計台記念館において開催しました。 「新しい価値の創造への挑戦 ~京大女子の冒険~」と題した講演の中で秋山代表取締役社長は、自らの経歴を冒険になぞらえ、大学に入学して新しい価値観に出会い自分を変えたいという気持ちから法学部に転部したこと、男女雇用機会均等法の初年度に社会に出て様々な困難にぶつかりながら家族や自分の考え方を変えていき、技術者のパートナーとともに産業用検査ロボットの会社を起業したこと、女性がグローバルなマーケットにものづくりで起業したことで注目されたこと、リーマンショックで売り上げが1/3に激減したときにもメーカーの未来は社会の役にたつものを作り続けることにあり新商品の開発だけはストップしないという姿勢で会社の意識を変えて乗り越えてきたことなどを丁寧に語りました