オライリー本の値段は高いが、質も高い。 自分の専門分野のオライリー本は必ず一冊は持っているのが当たり前だった。「サイ本」とか本にニックネームが付けられてそれで通用するぐらいに、とにかくオライリーの本はwebエンジニアにとって特別な本であった。そして時代は変わる。 オライリー自体は変わっていないが、時代が変わってしまった。 日本語で出版されるオライリー本の価値がゆっくりと毀損する間に、技術評論社の書籍の評価はうなぎ上りだ。 うん、ここ最近ではHadoop本は秀逸だった。トレンド技術を捉えてうえで数年は価値が落ちない網羅っぷり。 まだ枯れきっていない分野で日本語オライリー本が存在感を示した最後の例になるかもしれない。 乱立するKVS分野において日本語オライリー本は無力極まりなしで目も当てられない。 cassandraがようやく出たがversion0.8だ。外人さんが書いた原本を数ヶ月から一年か