Intelの「Core i5/i7」は、同社として初めてメモリ・コントローラを内蔵するなど、大幅なアーキテクチャ変更が行われている。今回はその特徴などをまとめた。 連載目次 Intelのx86命令セットを採用するクアッドコア・プロセッサのブランド名。 Coreマイクロアーキテクチャの後継で、後述のようにメモリ・コントローラを内蔵するなどの大幅な改良が加えられた「Nehalem(ネハレム)マイクロアーキテクチャ」を採用する。Core i7はハイエンド向け製品、Core i5はメインストリーム向け製品となっている。Core i7では、1つのプロセッサ・コアで2つのスレッドが実行できるハイパースレッディングをサポートしている点が、Core i5との大きな違いとなる。ちなみに、Nehalemマイクロアーキテクチャを採用したサーバ向け製品はIntel Xeon 5500番台が提供されている。 200