期待されて発売されたオプジーボ、適用が増えて使用される頻度が増えています。 薬価が高額だったため、適用が増えるとともに論議の的になり、2度にわたる薬価改正と用法用量の変更などが加えられました。 いろいろと注目されているオプジーボですが、発表された使用上の注意の改訂について考察します。 使用上の注意の改定の内容 医薬品医療機器総合機構(PMDA)が2月12日に抗悪性腫瘍薬「オプジーボ(販売名)」(成分名:ニボルマブ)の改定情報を公開しました。 それは使用上の注意の中の重大な副作用に「血球貪食症候群」を追加するという内容でした。 そして、その流れで、すでにある「免疫性血小板減少性紫斑病」を「重篤な血液障害」と改め、「溶血性貧血」、「無顆粒球症」に関する記載も追加したようです。 この内容を公開するにあたり、 血球貪食症候群関連症例10例(この薬による可能性を否定できないもの3例)、 溶血性貧血関
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