14、15日の金融サミット(G20)に向け、欧州連合(EU)が描く新たな金融規制の青写真が明らかになった。 格付け機関やヘッジファンドの規制、国際通貨基金(IMF)の権限の大幅強化に加え、主要8カ国会議(G8)の拡大など、金融規制や監督体制を抜本的に見直す内容とのこと。 このような欧州側からの抜本的な見直し提案を受けるのが、米ポールソン財務長官であることには皮肉な一面があると思う。 米ポールソン財務長官と言えば、かつてゴールドマン・サックス社の会長兼最高経営責任者として、まさに空売りなどを駆使して大儲けしていた人物に他ならないからだ。 このG20において、米ポールソン財務長官が欧州側の意向に対してどのような態度を示すのか、私は非常に興味深く見守っている。 もし今回の会議において欧州側の提案の多くを米国が受け入れる姿勢を示すなら、過去に例を見ないほど米国の経済力が弱っていることを意味すると思
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