*連載第1回「量的緩和の功罪」はこちら→ 日本はギリシャにはならない。それだけは確実だ。 ギリシャは、IMF(国際通貨基金)とEU(欧州連合)そして各国政府から融資を受けているが、その返済が難しくなっている。銀行システムは破綻寸前。預金者が預金封鎖や銀行破綻、ユーロ離脱を恐れて、預金の引き出しに走っている。 こうなったら、経済は終わりだ。銀行を封鎖して、金融破綻からの経済崩壊を防止するために、一旦動きを止めるしかない。自給自足に近い経済に戻し、金融システムの再建のめどが立つまで、経済活動を止め、待ち続けるしかない。 なぜ、こんなことになってしまったか。理由はただ一つ。債権者の言うことを聞かなかったからである。お金を借りているときに、するべきことはただ一つ。返済条件を守り、守れないときは債権者の言うことを聞くこと。それだけだし、それ以外に選択肢はない。 ギリシャは、一度デフォルトしており、過
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