マンションの給水方式を受水槽や高架水槽を経由したタンク式から、タンクを経由しない直結式に変更する場合、多くのケースで水道の引込管の増径工事が必要となります。 増径工事とは、道路下にある水道局の本管から、マンションの親メーターにいたるまでの引込管を口径が細いものから太いものに変える工事です。 タンク式の場合は、ゆっくりタンクに水を貯水すればいいのですが、直結式の場合は最も水が使われる時間帯の水量を、問題なく通水できるように、引込管の口径を太くする必要があるのです。 図① 増径工事は、マンションの前の道路の土を掘り起こす土木作業が必要となり、歩行者や車の通行の妨げになるため、交通整理をする誘導員も必要で、工事費用としては高額になります。 東京都の23区といったところでは、現時点では水道局が工事費用を負担してくれますが、その他の地域では管理組合負担となります。 管理組合が総会で直結給水方式の切替
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