ブックマーク / natrom.hatenablog.com (97)

  • nagayaさんとホメオパスは同レベル - NATROMのブログ

    仕事柄、既存の知見に頼らないで自分で考察し、全体のロジックを構築するということをします。それから専門家の相場を比べ、オリジナリティがあると思えばそこを膨らませます。それをしないと二番煎じになりやすいからです。考察が未熟なので専門書を系統だって読む段階にありません。@NATROM— nagaya (@nagaya2013) 2017年3月12日 ホメオパシーで病気を治そうとする人たちも、「現代医学の知見に頼らないで自分で考察」しようとします。教科書(学生向けの教科書は専門書ではないです)を読む努力すら怠り、「オリジナリティがある」独自の治療法をほどこすホメオパスとnagayaさんの違いはどこにあるのでしょうか?ホメオパスとnagayaさんに限らず、「勉強しない言い訳」はあらゆる分野におけるトンデモさんに見られます。専門書や教科書どころか、ごく初心者向けのウェブサイトの内容すら読まず(あるいは

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    counterfactual 2020/11/26
    物理学の世界ではそういうド素人はうじゃうじゃいる。特に相対論。そういう輩には、じゃあ、ローレンツ変換の式をここで書いてみて、と紙とペンを渡すとよい。 リッチテンソルの説明してみて、と迫るのもよい
  • HPVワクチンが子宮頸がんを増やすというニセ情報を検証してみた - NATROMのブログ

    子宮頸がんの原因の大多数はHPV(ヒトパピローマウイルス)の慢性感染であり*1、HPVワクチンによってHPVの感染を防ぐことで子宮頸がんを予防することが期待できる。もちろんワクチンである以上、100%の安全性は保障できず、頻度はともかくとしてHPVワクチンが重篤な副作用を引き起している可能性は否定できない。ニセ医学に頼らなくてもワクチンの害について議論することはできるのだが、一部のというか、多くの「反HPVワクチン」論者は完全にニセ医学側に立っている。不幸なことだ。 彼らの定番の「デマ」の一つが「HPVワクチンは子宮頸がんを減らすどころかむしろ増やしている」という主張だ*2。一般の人たちだけではなく、科学コミュニケーションや 科学ジャーナリズム論を大学で教えている先生も「釣られている」*3。何らかの対抗言論が必要だと考えた次第だ。 HPVワクチンがHPVの感染を防ぐこと、および、前がん病変

    HPVワクチンが子宮頸がんを増やすというニセ情報を検証してみた - NATROMのブログ
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    counterfactual 2020/08/31
    あいつの言うことはインチキだと思っていてOK
  • 新しいニセ医学「新型コロナ否認主義」 - NATROMのブログ

    標準的な医学的知見を否定する名誉教授と市議会議員 日野市議会議員の池田としえ氏が、2020年6月8日に「新型コロナに迫る!」 *1と称して議会で質問をしたが、その内容に危惧を覚えたのでここで指摘する。端的に言えば、池田としえ氏は、YouTube等で徳島大学名誉教授・大橋眞氏が主張している「新型コロナウイルスは存在しない」というきわめて根拠に乏しい独自の説に基づいて質問を行った。動画*2を拝聴したところ、大橋眞氏の主張には問題点がいくつもあった。 池田としえ氏のfacebookより。「やはり、新型コロナウィルスは存在しない」。URL:http://archive.vn/SsLPH ほとんどの人がご承知であるが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は重症の肺炎を引き起こす。しかし、大橋眞氏は標準的な医学的知見を否定し、「PCR検査で測定しているのは、病原性のない常在性ウイルスである可能性

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    counterfactual 2020/06/15
    ああいう輩にはつける薬がないので、どうしようもない。
  • 何も悪いことをしていなくても人々は病気になる - NATROMのブログ

    がんを治すことが証明された事療法は、現時点では存在しない。がんになりにくい事ならある程度はわかっていて、がんの患者さんについても、基的にはそうした健康的な事が推奨されている。詳しくは ■がん体験者の栄養と運動のガイドライン:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] を参照して欲しい。なにも特別なことはない。「健康的な体重へ減量し、その体重を維持しましょう」「野菜、果物、全粒穀物を多く含む事パターンにしましょう」といったものだ。べてはいけないものはない。当たり前だが、健康的な事をしていてもがんになるときはなる。ましてや、がんを治す効果はない。 何度も書いてきたが、がんに対する厳格な事療法は、効果が不明確なわりに副作用が大きい。単純に栄養の偏り(野菜ジュースを大量に飲むためほかの事が摂取できない、など)が体力を落とす以外にも、自分の好きなものをべられない、とい

    何も悪いことをしていなくても人々は病気になる - NATROMのブログ
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    counterfactual 2019/12/27
    真実とは、不幸にあった人が納得できる理由のことであるというのは、薬害エイズ事件の顛末ですごく見えた。 そんな間抜けな話や不運が理由であってはならない、という感じだった
  • 検診で乳がんが発見された人が100人いたとして - NATROMのブログ

    問題。 検診で乳がんが発見された人が100人いたとします。この100人の中で、がん検診のおかげで乳がんで死なずに済んだ人は、何人ぐらいでしょうか? がん検診を行えば何かしら治療を要するがんが見つかる。しかし、がんを発見できること自体は、がん検診が有効であることを意味しない。「手術を要するがんが見つかってよかったのではないでしょうか」に代表されるような、がん検診に関する誤解はなかなか解けない。 マンモグラフィーによる乳がん検診は有効性が証明された数少ないがん検診の一つだが、その乳がん検診の大まかな効果の大きさを理解することで、がん検診一般についての理解も進むのではないか。そういうわけで冒頭のクイズである。もちろん、検診の対象者や乳がんの診断・治療法によってこの答えは変わってくるが、だいたい、大雑把にどれぐらいなのかを推測していただきたい。 現在の日人のデータがあればいいのだが、残念ながら正

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    counterfactual 2019/07/30
    つまり、運が悪けりゃ死ぬだけさ
  • 「花粉を水に変えるマスク」の臨床試験の結果は早く公表されるべき - NATROMのブログ

    一年前に話題になった「花粉を水に変えるマスク」 「花粉を水に変えるマスク」ってありますよね。1年前(2018年春)に活発な議論がなされました。インターネット上では山形大学理学部物質生命化学科天羽研究室の以下のページがまとまっています。 ■花粉を水に変えるマスクに飛びついてはいけない【追記変更あり】 — Y.Amo(apj) Lab ■「花粉を水に変えるマスク」をめぐる追加の議論 — Y.Amo(apj) Lab また、RikaTan (理科の探検) 2019年4月号において左巻健男さんが『「花粉が水に変わるマスク」騒動』を寄稿しています。 メーカーは、「ハイドロ銀チタン」という素材を触媒として、花粉内のたんぱく質を水などに変えると主張しています。もちろん、たんぱく質は水素以外にも炭素や窒素や硫黄を含んでいますので、水だけに変えるわけではありません。 謎の「化学式」 これまで私はほとんど「花

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    counterfactual
    counterfactual 2019/04/01
    ”花粉症の鼻炎症状には、P<0.0001の有意差が出ています“  すごい!  論文が待ち遠しい。
  • 軽症であればインフルエンザが心配だからと病院に行くのはおすすめしない - NATROMのブログ

    インフルエンザのシーズンになりました。外来はインフルエンザの患者さんでいっぱいです。もちろん、インフルエンザを疑う患者さんにはマスクをして別室や車内で待機していただくなどの対応をとるんですが、完全に隔離するのは難しいです。トイレや診察や検査のための移動もありますし、患者さんの中には事前の連絡なく受診される方もいらっしゃいますし、高熱ではないけど実はインフルエンザという患者さんが待合室にいるかもしれません。インフルエンザシーズンの病院は感染のリスクが高いとお考えください。 タミフルなどの抗インフルエンザ薬は症状を1日間ほど短縮する効果がありますが、別に薬を使わなくてもほとんどのインフルエンザは自然に治ります。肺炎や脳炎などの合併症が怖いですが、もともと健康な人において抗インフルエンザ薬がこうした合併症を減らすかどうかはよくわかっていません。そうはいっても「熱が出て関節痛もして今まさにしんどい

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    counterfactual 2019/01/31
    症状が軽いのでインフルじゃないだろうと思って通学していたら、友達が次々にインフルで倒れた。
  • コメント欄 - 他人にアレルギー症状を起こさせる疾患「PATM(パトム)」は実在するか? - NATROMの日記

    PATM(パトム)についての医学論文はほとんど存在しない 「PATM(パトム, People Allergic To Me)」と呼ばれる病気がある。人には必ずしも症状はないが周囲の人に咳、くしゃみ、鼻水といったアレルギー症状を起こさせるとされる。典型的には、自分が電車に乗ったり教室に入ったとたんに周囲の人が咳き込んだり、マスクをつけたり、鼻をすすったりする。 私がPATMを知ったきっかけは、PATMを取り上げたテレビ番組について意見を求められたことだった。Google検索ではPATMの診療を行っている日の医療機関が見つかった。もちろん保険診療ではなく自費診療だ。PATM以外に「遅延型フードアレルギー」「副腎疲労」「リーキーガット症候群」といった医学的に確立されていない疾患概念に対し、やはり医学的に有用性が明確でない検査を行い、サプリメント等の有用性が証明されていない治療を行っている。

    コメント欄 - 他人にアレルギー症状を起こさせる疾患「PATM(パトム)」は実在するか? - NATROMの日記
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    counterfactual 2018/10/01
    僕がいることで他人にアレルギー反応を引き起こしていると思っている人が、アレルギー検査しても意味ないじゃん。 僕には、ハウスダストへのアレルギーがあります? いや、僕のアレルギーじゃなくてですね・・
  • 臨床環境医の利益相反 - NATROMのブログ

    たとえばの話、「日高血圧学会」の学会窓口を、降圧薬を売っている製薬会社がやっていたら、いくらなんでもまずいと思うよね。少なくとも現在の常識から言えば論外。何が問題かというと、たとえば「この降圧薬の効果はそれほどでもなく、むしろ副作用のほうが大きい」なんてことを学会で発表しにくくなる。また、学会の幹部が大学を退官したのち、製薬会社のビル内でクリニックを開業したら、みなさんどう思うか。「それとこれとは無関係です。私は医学的に正しいと考える医療を行っています」と医師が言ったとして信用できるだろうか。 さて「臨床環境医学」という分野があります。臨床環境医が提唱した「化学物質過敏症」という病気は、ごく少量の化学物質に反応してさまざまな症状を引き起こすのだそうです。しかし、二重盲検法、つまり試験をする側と被験者の両方が化学物質かどうかわからない方法で化学物質を負荷すると、症状が出たり出なかったりしま

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    counterfactual 2018/08/09
    すばらしいシステムだ。
  • 「子宮頸がんで人は殆ど死なない」のか? - NATROMのブログ

    喫煙の害を過小評価しようとしているのか、「肺がんで死ぬのは10万人に80人、約0.08%である。タバコが肺がん死を数倍増やすとしてもたかがしれている」といった主張を散見する。10万人に80人というのはおそらく、日人男性の肺がん粗死亡率からきている。つまり日人男性10万人につき年間で約80人が肺がんで死亡している。 0.08%を大したことがない数字だと思われるか。しかし、肺がんは日の部位別がん死亡の第一位である。1995年ごろに胃がんを抜きトップに躍り出た。肺がん死がたいしたことがないなら、他の病気もおおむね大したことがないことになってしまう。 ポイントは、死亡率の分母は日人男性全体で、死亡する確率が小さい若年者まで含めた数字であることと、そして何より、一年間あたりの数字であることだ。一生涯ならもっと数字は高くなり、日人男性100人のうち肺がんで死亡するのは約6人、つまり日人男性

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    counterfactual 2018/07/30
    くも膜下出血の生涯死亡率が三人に一人だったら、がんと並んで死因のトップになっとるわ。 ほんと、よく生きていけるなあと思うほど頭が悪い。
  • 未来さん(kirara2020Aさん)のアカウントが削除されました。 - NATROMのブログ

    2018年6月9日8時10分の時点で、kirara2020Aさんのツイッターのページにアクセスしようとしても「このページは存在しません。」としか表示されません。いわゆるブロックではなく、アカウントが削除されたようです。kirara2020Aさんに対しては、 『「アジュバントを含有していない」ではなく 「アジュバントは含有していないがVLPは含有している」 と記載しなければ虚偽になります』とkirara2020Aさんは主張しているが、VLPに言及していないアジュバントのみの言及では虚偽にはならない。ごく基的な論理の問題だ*1 「抗原を含んでいる全てのワクチンについて話しているではありません。VLPについてです」とのご主張だが、そもそもエイムゲンがVLPを含有しているという情報を見つけられない。「エイムゲンがVLPを含有している」というソースを提示してください*2。 「抗原を含んでいないワク

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    counterfactual
    counterfactual 2018/06/10
    私の祖父母は、重篤な有害事象で亡くなった。/私も、父母も、子供たちも、やがて必ず重篤な有害事象で死ぬであろう。
  • 日本語で書かれた教科書も理解できない大学教員 - NATROMのブログ

    2017年11月に九州大学馬出キャンパスで行われた「福島小児甲状腺がん多発問題」に関する科学技術社会論学会の自由集会*1に参加させていただいた。集会に先立って、富山大学の林衛氏とやり取りする機会があった*2。林衛氏は、LDLコレステロールが動脈硬化性心疾患の原因であり、スタチンはそれを予防するという標準的な学説に否定的な「論文」を書いておられる*3。その根拠を尋ねてみたのだが、林衛氏は一次文献を読んでいないらしいことが判明した。教科書も読まなかったのかと尋ねたところ、お勧めの教科書を聞かれたので『ハリソン内科学』を勧めた。『ハリソン内科学』は内科学の定番の教科書で原著は英語で書かれているが日語訳が出ている。結果から言うと、日語で書かれた教科書でも林衛氏にご理解していただけることはなかった。以下、林衛氏のツイートを引用する。 『ハリソン内科学第5版(2017)』(写真):心不全発症後にお

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    counterfactual 2018/06/05
    つける薬がない類の人。 哀れ
  • HPVワクチンの「重篤な有害事象」7%は高すぎるか? - NATROMのブログ

    医療情報を吟味し伝える活動を行うコクランがHPVワクチンのレビューを発表した。各新聞社が伝え、また、コクランの日支部による日語訳も読める。 ■英民間組織:HPVワクチン「深刻な副反応の証拠なし」 - 毎日新聞 ■子宮頸がんワクチン、「前がん病変」予防効果は高い…国際研究グループ : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) ■子宮頸がんおよび前がん性病変の予防を目的とするヒトパピローマウイルスに対する予防的ワクチン接種 | Cochrane さまざまな論点があるが、今回は、HPVワクチンの重篤な有害事象が約7%である点を主に論じる。7%と聞くと不安に感じる人もいても当然であろう。HPVワクチンに子宮頸がんの前がん病変を減らすという利益(今回のコクランのレビューによればだいたい1万人中百何十人、パーセントに換算すると1%強)があるにしても、7%という重篤な有害事象の害と引き合わないの

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    counterfactual 2018/05/22
    もし、悪質タックルを受けた関学のアメフト選手が治験の被験者だったら、タックルでの負傷は有害事象として報告される。もし、入院したら重篤な有害事象となる。 なお、カトパンが悪いわけではない。
  • 18-05-03

    みなさま:林 衛です 昨年11月九州大学での自由研究集会ではお世話になりました。 とくになとろむさんにゲストとして加していただけたおかげで,対論が実現できた点,改めて感謝申し上げたいと存じます。 そのなとろむさんから,自由研究集会での大事な論点に関していよいよお答えいただけるとのことです。 公開ページでの回答をご希望されていますので,あのときのFBページを活用したいと存じます。 「福島医大チームが過剰診断ではないとしている150を越える手術例にたいして,@NATROM さんは「過剰診断だ」とお考えですか? こちらのFBページで回答お待ちしています。 https://www.facebook.com/events/135058797059461/permalink/173891356509538/ 」 ただし,なとろむさんは匿名だということもあって,FBアカウントをお持ちではないので,メール

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    counterfactual 2018/05/04
    人の話が理解できないのね。
  • 澤田石先生へのお返事(2018年4月14日) - NATROMのブログ

    ■■内科勤務医 @NATROM 医師とのやり取りの記録 その一(2018/4/13) — Twishortもしくは■澤田石先生からのご質問へのお返事、および、こちらからの質問の再掲 - NATROMの日記の澤田石先生のコメントに対するお返事です。 澤田石先生へ。ご丁寧なお返事、ありがとうございました。 澤田石先生が批判をする(十分)条件は「現実世界で知り合いである」だけでなく「公人もしくは准公人」もあり、現実世界で知り合いでなくても「公人もしくは准公人」を対象に批判しうることがわかりました。さらに准公人は「社会保険and/or税から報酬を得ている人々」と定義され、保険診療を行っている医師が含まれていることもわかりました。よって、澤田石先生が医療ジャーナリストである伊藤隼也氏を批判しないのに、村中璃子氏を批判していた(そしてその後基的に批判することはやめていた)理由もわかりました。 しかし

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    counterfactual 2018/04/16
    コメが見もの。 俺様の定義だから、俺様には妥当なんだ!  これと比べたら 安倍総理の方が誠実に見える。
  • HPVワクチンが自己免疫疾患を増やすという証拠はない - NATROMのブログ

    全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長・日野市議会議員の池田としえ氏が、「HPVVの副反応は、1000人に1人とされているが、健康な若い女性13236人の治験の結果、ガーダシル9の自己免疫疾患系副反応の発生率は、2.3%であることが明らかになっている(表)」とするツイートをリツイートし、ハンフリー医師なる人の言葉を引用し『「10万人当り7人の子宮頸がんのために、2300人の副反応被害者を作り出すのは狂気の沙汰」恐るべき数字!』とツイートした。 ハンフリー医師のコメント「10万人当り7人の子宮頸がんのために、2300人の副反応被害者を作り出すのは狂気の沙汰」恐るべき数字!これを推進する医療関係者が、お付き合いの為必死に他者に推進しているが、自分や家族などには絶対接種しないと云う仮説は当たらずとも遠からず。心情的には理解できる。 https://t.co/9NT2q9QQF9— 池田としえ

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    counterfactual 2018/03/30
    気の毒だが、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長」がこれなんだから、被害者連絡会は反ワクチン思想に染まったトンデモさんの集まりと見られてもしょうがないと思うのよね。こういう輩とは手を切らないと
  • インフルエンザで「早めの受診」が必要なのはどんな人? - NATROMのブログ

    インフルエンザが大流行である。Yahoo!ニュースに■インフルエンザで「早めの受診」は間違いです! (新潮社 フォーサイト)という記事が載った。コメント欄やブックマークは賛否両論だ。 読んでみたところ、いいことも書いてあれば、首肯できないことも書いてある。持病などがない健康な成人がインフルエンザに罹っても軽症なら「早めの受診」が不要であるのは(医学的には)事実である。リンク先の記事では、あたかも「軽症患者が集中したら医療機関がパンクするから我慢しろ」と言っているかのように読めるが、医療機関の都合とは無関係に、個人レベルの利得のみを考えてもインフルエンザ流行期における軽症患者の受診はお勧めできない。 ほとんどの場合、インフルエンザは薬を使わなくても自然に治る。抗インフルエンザ薬は症状緩和までの時間を約1日間早める効果があるので、症状がとてもつらい人は薬から得られる利益もあるが、それほどでもな

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    counterfactual 2018/02/05
    いつか、抗インフル薬がスイッチOTCになればいいのにな。 僕は、現薬価並みの価格でも買うよ。
  • イングランドにおいてHPVワクチン接種世代の子宮頸がんは増加していない - NATROMのブログ

    全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長・日野市議会議員の池田としえ氏が、英国においてHPVワクチン接種世代の子宮頸がんが確実に増加しているとツイートした。 【拡散希望・ワクチン接種後癌の増加か?大問題!ワクチン接種したからこそ、検診をこまめにか?】子宮頸がんワクチン接種率が85%前後の英国で、接種世代の子宮頸がんが確実に増加していることを反映しています→英国で子宮頸がん検診開始年齢を下げなくてはならない現実 https://t.co/Y5xobwyICX— 池田としえ(利恵) (@toshi2133) 2018年1月25日 池田としえ氏のツイートのリンク先は■英国で子宮頸がん検診開始年齢を下げなくてはならない現実 - 葉月のブログである。『葉月のブログ』では、イギリスのメイ首相がスメアテスト(子宮頸がん検診)の対象年齢を25歳未満に引き下げるよう訴えたとするBBCニュースをリンクしてい

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    counterfactual 2018/01/31
    興味深い
  • 甲状腺がん検診にまつわる誤解 - NATROMのブログ

    ■過剰診断に関する誤解も参照のこと。 甲状腺がん検診にまつわる誤解について集めておく。 過剰診断かそうでないかは臨床的に区別できないというのなら、なぜ過剰診断だと言えるのか。 検診を批判するなら、がんの進行や死亡を減らす提案をせよ。 検診で発見されたのが微小がんばかりであれば、過剰診断やスクリーニング効果で説明がついた。しかし実際には進行性、しかも短期間で経過観察から絶対的手術適応に進んだものが多かった。よって過剰診断やスクリーニング効果では説明できない。 「甲状腺腫瘍診療ガイドライン」に沿って治療していれば過剰診断は起きない。 企業あるいは集団の視点から有効性が乏しいだけで、個人の立場では検診を受けるのは利益がある。 がんの最善の治療は早期発見であるというのは万国共通の認識。 小児29万人中の甲状腺癌が50人確定、疑いが39名ということは、小児白血病の頻度を上回る頻度なので、自然発生なら

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    counterfactual 2017/12/22
    誰が言ったかすぐわかるよいまとめ。
  • 加熱式たばこ可は完全禁煙ではない - NATROMのブログ

    以前、■べログで完全禁煙の店を検索する方法を紹介したが、今後はこの方法は実用的でなくなるかもしれない。 べログが『「プルーム・テック」を楽しめるお店特集』を行っている*1。「プルーム・テック」とは加熱式のたばこ用デバイスである。現状の法律下では個々の飲店が加熱式タバコを許可するのはかまわないし、べログがそういう店をリスト化して紹介するのも良いだろう。 問題は加熱式たばこ可の飲店も完全禁煙の条件下で検索結果に含まれてしまいうることである。以下は2017年12月10日現在、禁煙(分煙を含まず)の条件下で検索できた店の一例*2。 だいたい「メインフロア完全禁煙 個室喫煙可」ってなんだよ。それは完全禁煙ではなく分煙だよ。 加熱式たばこ可は完全禁煙ではない。そんなこともべログはわからないのか。加熱式タバコ可の店は完全禁煙の検索結果から外せ。 もともとべログの点数はあまり当てにしていなか

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    counterfactual 2017/12/11
    そうだそうだ!