<上昇> ダウ平均採用の30銘柄中上昇は3銘柄にとどまり、27銘柄は下落しました。コカ・コーラ(KO)は週間で3%超の値上がりと、マーケット全体が下落している中で強い値動きとなりました。世界経済の景気不安でマーケット全体が売られている中、ウォルマート(WMT)やプロクター・アンド・ギャンブル(PG)などとともに生活必需品関連株に資金が集まった格好となりました。 <下落> 多くの銘柄が売り込まれ、シスコシステムズ(CSCO)は週間で8%近い大幅下落となりました。 ■ 先週発表された主な経済指標 9月開催FOMC議事要旨 8日に発表された9月分のFOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨では、一部の参加者が、「足元で進行するドル高やユーロ圏や日中などの経済成長が減速するリスクが米国経済に悪影響を及ぼしかねない」との懸念を示していたことが明らかとなりました。 マーケットでは利上げが後ズレするとの思惑