海技士資格とは大型船舶を操縦する資格で、小型船舶を操縦できる小型船舶操縦士資格とは別物である。 その海技士資格は航海士と機関士で別れており、取得にはそれぞれの専門的な知識と乗船履歴という経験が必要である。 詳細を知りたい場合は各自調べて欲しい。 さて、この文章を書いた理由は日本と韓国の海技士の練度について業界の外へ居る方々へ伝えたいからというもので、先ずは一つ例を取り上げてみたいと思う。 あまり一般的な言い回しでは無いが海技士の中では有名な言い回しがある。 「海技士資格は日本唯一の試験官が成績不良受験者へ説教を行うことのある国家資格だ」 皆さんの経験、そして聞いた話で国家資格取得時に試験官から直接クドクドと「君はまだこの試験を受けるレベルにない」とか、「しっかりと勉強をしたのか馬鹿者ッッッ!!!」と激怒されたというものはあるだろうか? 勘違いしないで欲しいのは海技士資格の合格率は高めの傾向