連載第6回目は博報堂ケトル・嶋浩一郎氏とPARTYのクリエイティブディレクター・中村洋基氏との対談です!中村氏が審査員を務めたモバイル部門では、携帯で社会の課題解決をしているケースが多くみられたそうです。モバイルでこんなことも可能なんだ!という、驚きと可能性に満ちたお話が満載です。 カンヌの最終日。チタニウムやフィルムの審査結果が発表される日です。カンヌを振り返って、一番面白かったのが実はモバイル部門。これからの広告の可能性が一番つまった審査結果だったんじゃないかなと思うんです。今回はモバイル部門の審査員、PARTYのクリエイティブディレクター中村洋基さんにお話を伺います。中村さんは2年前にはサイバー部門の審査員も経験されています。 嶋:今年はイノベーションライオン部門が新設されましたね。審査方法もビデオやボードの提出ではなくて直接ここカンヌでプレゼンテーションするというもの。審査員もグー