パラパラ写真のアプローチ 林 信行(ITジャーナリスト兼コンサルタント) (第1回はこちら)ファッション誌やインテリア誌が楽しいのは、頭を空にしてページをパラパラとめくり、「ハッ」とするような写真と出会ったら、指を止め、その世界へ入っていく―あの出会いの感触だ。 電子書籍端末としても注目されるiPad(アイパッド)でも、雑誌のようにパラパラ楽しめるアプリケーションは多い。「Interior HD」などは、まさにインテリア写真をパラパラとめくって楽しむアプリケーションだし、iPad発売直後に話題になった「GAP」のアプリケーションも、無限にスクロールするカタログから気になる写真を選ぶ感覚が楽しかった。 最近、米アマゾン社が、iPad上で、この感覚を自らのeコマースサービスに結びつけた。その名もズバリの「Windowshop」というカタログアプリケーション。米国AppStoreでの評価も高い。