起業家がすべきは事業価値を高めることだ−−East Ventures松山氏が語る「シードラウンドにおける投資基準と、起業家が持つべき経営判断」 スタートアップの成長において、シード期の環境をどう作るかで、立ち上げの成功が大きく変わってくる。 松山太河氏は、ネットエイジ取締役やeグループなどを経て、エンジェル投資組合のクロノスファンドのパートナーや、日本やインドネシアを中心とした東南アジアのスタートアップを支援する投資ファンド兼シードアクセラレーターEast Venturesのパートナーを務めている人物だ。 同氏が語る、シードラウンドにおける投資基準と、起業家が持つべき経営判断についてまとめた。 シード期に必要な支援を通じて、起業家を育てることがミッション 投資の判断軸として、まだプロダクトができていないスタートアップに対しては、起業家個人のことをよく知っていたり、過去にプロダクトを作って実