この慎み深さ。これは間違いなくフリッツ・アイヒラー×ディーター・ラムス。 ミニマルな世界観をマスプロな工業製品で示し続けてきたブラウン。そのデザイン美学を汲むウォッチコレクションに、50年代のSK-1などのプロダクツを彷彿とさせる「BN0171」が仲間入りです。 カラーはグレーとブラック。 トレードマークといえる黄色の秒針を受け継いでいます。 今までのブラウンウォッチコレクションは、当時のブラウンにおいて唯一の腕時計、つまり装飾品だったAW10をモチーフとしたデザインが中心。これらも素敵なのですが、フリッツ・アイヒラーとディーター・ラムスが作ったデザイン道にもっともHi-Fiなのはこの「BN0171」でしょう。コントラストも控えめですし。 source: Braun (武者良太)