スパイダーコイルを使ったゲルマラジオ(その1) (2006年8月19日) スパイダーコイルを使ったゲルマラジオを作りました。部品は主に科学教材社のキットのものを使用しました。電灯線アンテナをつなぐとよく聞こえます。 スパイダーコイルについて スパイダーコイルというのは、下の写真のような巻き枠に巻いた平べったいコイルです。出来上がりがクモの巣のような形になるので、スパイダー・ウェブ・コイル、略してスパイダーコイルとよばれています。科学教材社のものは外径が87mm、放射状の羽根の根元部分の直径が32mm、厚さが1mmです。羽根の本数は15本です。材質は紙とプラスチックの中間のような感じです。昔風に言うと「ファイバー」でしょうか。 巻きかたは、内側から外側へ時計回り(右回り)に巻いていきます。このとき羽根2本おきに手前→向こう側→手前と交互に線を掛けていきます。羽根の本数が奇数なので、隣り合った