ダイレクト・コンバージョン受信機 図1にダイレクト・コンバージョン受信機のブロック図例を示します。 スーパー・ヘテロダイン受信機は一旦、中間周波数に変換され、中間周波数増幅、検波、低周波増幅という過程になりますが、ダイレクト・コンバージョン受信機は、可聴周波数(音声)に直接、変換される方式です。 例えば Fr = 7.02MHz、Fo = 7.021MHz とすれば、Fc = 7.021MHz – 7.02MHz = 1KHzに変換され、CWまたはSSBを復調することができます。 スーパー・ヘテロダイン受信機と比較し、ブロック構成が簡単になり、これにより部品点数も少なくなりますので、自作する場合、アマチュア無線の入門用として最適です。 写真1に製品例(キット)を示します。 MRX-7Dの後継機をめざして ★部品入手の問題 マルツのアマチュア無線用の受信機キットMRX-7Dは2010年に販売