デジタルグリッド TM は、情報と、情報によりアクティブに電力制御を行う半導体素子とを組み合わせて電力潮流を制御する新しい電力システムです。 電力潮流を複数の電力系統に流すデジタルグリッドルーター TM や、同期系統の中で電力機器に外部信号を加えてルーターと連携制御をさせるデジタルグリッドコントローラー TM などがキーデバイスです。 (特許出願中) 電力のインターネット アドレスによるルーティングで電気識別が可能になる。 デジタルグリッドにより、従来の総括原価主義による電気料金は、個別原価主義に基づく個別電気料金になり、安い電気を求める需要家や高くてもグリーンな電力を求める需要家の選好の自由度が生まれます。 電気に付随してCO 2 価値やRPS価値、商品先物、派生商品、保険商品などの価値も取引されるようになります。 電力貯蔵とルーターの持つ柔軟な接続形態により需要家は、電力の時間価値も取
Googleが、今年の9月でスマートフォンやPCで家庭の電力消費量を把握したり、消費動向を分析したり、また電力会社が採用している国や地域では、電力契約の検討も行えるなどのサービスも行われていた(または検討されていた)Google Power Meter グーグル パワーメーターという電力見える化アプリのサービスを今年の9月で打ち切ると発表しました。 Google Power Meterに関しては、自分のスマートフォンで自宅の電気消費量が把握することで、電力を管理し省エネを達成、そして将来には、自分の使う電力を自ら選べるようになれば、便利なツールになりそうだという期待と、セキュリティや管理社会への入り口になってしまうのではないかという懸念、その両方の気持ちでみてきたツールです。打ち切りの理由は、思ったよりも普及しなかったというところなのでしょうが、ちょっと残念な発表です。 とはいえ、現在電力
デジタルグリッドが、自然エネルギーと共存できる社会と新しい市場を作り出す。 2011.12.18 阿部力也 (東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任教授) スマートシティには、自然再生可能エネルギーをいかに有効利用するかという視点が欠かせない。そして、変動の大きい自然再生可能エネルギーを基幹電力網で扱うには、需要者側からの電力制御が行えるスマートグリッドが必要だと言われている。 東京大学大学院の阿部力也特任教授が提唱する「デジタルグリッド」構想は、スマートグリッドをめぐる議論に新たな一石を投じることになるだろう。分散電源間で自由に電力を融通できるデジタルグリッドは、スマートグリッド/スマートシティの枠組みを超え、新しいエネルギー市場を生み出そうとしている。 (インタビュー・文/山路達也 写真/MOTOKO) 「同時同量」が原則の電力網は、 自然再生可能エネルギーを扱いづらい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く