【FT-101ZDにニューライフを】 写真は八重洲無線のFT-101ZD型トランシーバだ。 FT-101を名乗ってはいても、FT-101初代無印、FT-101B、FT-101Eの系列とは非なるものだ。 それらは、2回周波数変換のCollins Type受信部と、それを逆に辿る送信部で構成されていた。 FT-101Zはどちらかと言えば、同じ八重洲無線ならFT-200に近いかも知れない。 バンド・ワイズ機能(可変帯域幅機能)のための追加2回の周波数変換を除けばたった1回だけの周波数変換である。要するにシングルスーパー構成の受信部だ。送信部もその逆を辿る。ミキサー段の多さ=性能が劣化・・・に目覚め始めた時代のリグである。 詳しことはこの先々明らかになると思うが、まずは年代物トランシーバを登場させたのかを書かねばなるまい。 【FT-101ZD MKⅢ】 FT-101ZDには大きく分けて3つの世代が