世界中にショックを与えたパリでの同時多発テロ(現地時間11月13日夜)。死亡者は129人に上り(15日時点)、非常事態宣言が出されています。いまパリの普通の人たちはどんな状況なのでしょうか? 女子SPA!連載陣で、パリ在住15年(フランス在住18年)の美容ジャーナリストの岩本麻奈さんに、テロの2日後に電話取材しました。 「13日の夜は、お友達とできたてほやほやのシャンゼリゼのクリスマス市を視察しておりました。でも街の様子が何だか変だったんですよ。やたらパトカーが多くて覆面警察みたいなのもいっぱいいて、『またテロかな』なんて話していたんです。 で、夜帰りましたら、子供が青い顔して出迎えて『今パリが大変なことになってる!!』と」 岩本さんの自宅はセーヌ川左岸のパリ5区で、テロ現場のひとつとなったセーヌ川右岸のバタクラン劇場から3~4キロほどの近さです。 非常事態宣言が出されているテロ翌日の土曜