米インターネット検索最大手グーグルのスマートフォン(高機能携帯電話)向け基本ソフト(OS)「Android(アンドロイド)」の利用が伸びている。世界の端末メーカーが対応機を相次いで投入、米国市場では4〜6月期にアンドロイド端末の出荷台数が初めて首位になった。端末の伸びを受けて関連サービスも広がりをみせており、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の独壇場だったスマートフォンの牙城を切り崩す動きが加速してきた。 ビッグローブ参入 ネットプロバイダー大手のNECビッグローブは24日、アンドロイド端末で利用できるコンテンツ(情報の内容)を販売するネットサービス「アンドロナビ」を開始した。同社や外部のソフト会社、個人が開発したゲームや電子書籍などの幅広いコンテンツを取り扱う計画で、NECビッグローブの飯塚久夫社長は同日の会見で「アンドロイド端末は利用拡大が間違いなく、関連事業も成長が見込ま