先週、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスで行われたE3 2014。そこでもはや恒例とばかりに会場前に戦車を置いたり、ブースで抽選会などを頻繁にやって盛り上がっていたのが『World of Tanks』などで知られるWargamingだ。 リサーチ会社のSuperDataの今年4月の発表によると、アクティブユーザーは約910万人おり、月ごとのARPU(ユーザーひとりあたりの平均売上高)は4.51ドルでトップ。『League of Legend』などと比較するとユーザー規模自体は小さいものの、非常に質が高いことがうかがえる。 そこで気になるのが、「なぜここまでの成功を収めたのか?」ということだ。「F2Pだから」と言っても、欧米で当時他にF2Pゲームがなかったわけではない。ましてWargamingはベラルーシの会社で、アメリカやイギリスのマーケットを捕まえる地盤が最初からあったわけでもない。
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