今年4月、ミクシィの元CTO松岡剛志氏が、動画制作クラウド「Viibar(ビーバー)」のCTOに就任した。新天地では専ら組織のマネジメントに注力し、「得意な仕事はエンジニアチームの組織化です」と語る松岡氏も、かつてはゴリゴリとコードを書くエンジニアだったという。 BASEのCTOである「えふしん」こと藤川真一氏が、以前HRナビのインタビューで「エンジニアには、技術を追求する『職人型』と、『プロダクトマネージャー型』の2つのキャリアパスがある」と語ったように、キャリアの節目にいる多くのエンジニアが「技術を極めるか、管理する側に回るか」という選択を迫られる。松岡氏がキャリアの節目で選択したのは、「マネージャー」だった。その決断の背景には、どのような出来事があったのか。また、松岡氏が考える「職人型」と「マネージャー型」、それぞれのタイプに必要な素養とは何なのか。自分より腕のいいエンジニアが部下に