起動時にグラフィカルな起動画面を表示するための仕組みは幾つかあるのだが、Gentoo Linuxでは、その中で、fbsplashというものが比較的簡単に使える。 fbsplashは、Linuxのカーネルフレームバッファデバイス(グラフィックデバイスを抽象化したデバイス)と、その上で動作する端末「fbcon」を使用する。更に、その上で、fbcon上でグラフィカルな(画像などの)表示を行うことができるようにする「fbcondecor」とスプラッシュ実装の「splashutils」が使用される。 カーネルフレームバッファには、グラフィックボードごとのドライバが用意されているが、これらを使用する必要はなく、「uvesafb」という汎用ドライバを使用することを推奨。 カーネルパッチについて fbconは標準カーネルに含まれるが、fbcondecorとuvesafbは、Linux 2.6.23の時点で