今日、息子の授業参観へ行ってきた。 朝、玄関で息子に「今日授業参観に行くけど、どの授業がいいかな?」と尋ねると、「図工以外だったらどれでもいい。」と言うので、「どうして図工はだめなの?」と聞き返すと、面倒くさそうに「ああ。じゃあ、いいよ。」と、いってきますも言わずに登校してしまった。 だから、図工に決めた。 図工室に入ると、同じクラスの母親が一人だけいた。しばらく隣に並んでいたが、息子は背を向けてしゃがみ、桜の木の枝や他の材木が入った段ボール箱の中に手を突っ込んで、工作に使う木を選んでいた。 図工室では大きなテーブルにグループごとにまとまって作業をしていたのだが、息子の席はすぐに分かった。なぜなら、どの児童の前にも作りかけの大小様々な枝や木材、木工ボンドやカッターなどが置かれているのに、何もない一角があったからだ。 案の定、息子はやっと選んだ一本の枝を持ってその一角に座ろうとした直前、私に