音楽の作り方は、人や状況によって千差万別だ。たとえば、コード進行やリズムパターンから音楽を組み立てていくアプローチもあれば、詞に曲を付ける「詞先」、曲に詞を付ける「曲先」という方法もある。いずれにしろ作曲という行為は、無から秩序だったものを生み出す人間だからこそ可能な作業だろう。 しかし、Googleは機械学習(マシンラーニング)研究プロジェクト「Project Magenta」で、コンピュータによる作曲に取り組んでいる。そんなGoogleが、今度は詞に合うメロディを自動生成する作曲技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間7月5日に「MACHINE LEARNING TO GENERATE MUSIC FROM TEXT」(公開特許番号「US 2018/0190249 A1」)として公開された。出願日は2016年12月30日。