NTTドコモは1月31日,グループ9社で展開しているPHSサービスの終了時期を発表した。2007年第3四半期をメドにサービスを終了する。具体的な日付は,「お客様のご利用状況を見つつ別途検討の上,お知らせします」としている。 NTTドコモは2005年2月末にPHSサービスの終了方針を公表。同年5月ら新規の受付を停止し,その後2年程度でサービスを中止するとしていた。現在のPHSユーザーには,同社の第3世代携帯電話「FOMA」への乗り換えを勧めている。 ただしNTTドコモのPHSは,定額データ通信を利用したいユーザーの加入で契約数を伸ばした経緯がある。一方FOMAにはパソコン向けの定額メニューはないため,ドコモのPHSユーザーがそのままFOMAに移行するとは限らない。 中村維夫社長は同日開催した決算会見で「PHSの事業は黒字に転換できないため,このまま続けるのが難しかった。300万の加入がないと
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