ジャストシステムは8月24日、文芸活動ユーザー向けのインタフェースと専用の変換辞書を備えるワープロソフト「一太郎 文藝」を発表、9月22日より発売する。価格は5万円で、2000本限定の発売となる。 一太郎 文藝は、「一太郎2005」をベースとして、小説や俳句・短歌などさまざまな文芸活動に取り組むユーザー向けに開発された日本語ワードプロセッサで、作家/評論家の紀田順一郎氏監修により、創作に適したインタフェースを新たに設計。20字×20字の縦書き原稿用紙画面を標準画面として採用したほか、使用頻度の高い機能を厳選したメニュー構成となっている。 また、市販の文芸書と同じ体裁となるテンプレートを多数用意したほか、小説や新書などで広く使われている、大日本印刷製「秀英体」フォントを搭載している。 変換用辞書も一太郎 文藝専用の辞書を用意し、明治以来の活字字体である康熙字典体(こうきじてんたい)などを変換