ウィルコムと三洋電機は24日、単3形電池1本で動作するPHSを発表した。現時点で商品化の予定はないコンセプトモデルだが、実際に動作するプロトタイプが製作されている。 発表されたコンセプトモデル。単3電池1本で動作する 三洋電機の充電池「eneloop」をイメージした円筒形のデザインで、ウィルコムの小型PHSモジュール「W-SIM」を装着して使用する。大きさは直径42mm×長さ134mm。液晶ディスプレイなどの表示部は持たず、操作キーと動作状態を示すLEDだけが用意されている。電源は単3形電池1本で、eneloopを使用した場合の動作時間は連続通話が約5時間、連続待ち受けが約250時間(いずれも試作レベル)という。 円筒の頭は電池の+極のように凸型。空けると中にW-SIMスロットがある コンセプトを強調するために電池カバーは透明 ウィルコムのPHSモジュール差し替え型電話機「SIM STYL