ワシントン発--まもなくGoogleのチーフ・インターネット・エバンジェリストに就任するVint Cerfは、世界各地にある同社の研究所間を行き来して、アイデアの種をまく「働きバチ」になるという。 インターネット界の先駆者であるCerfは米国時間14日、当地で開催中の「FirstMile.US」ブロードバンドカンファレンスで講演を行った。同氏は、この講演の後でCNET News.comに対し、ソフトウェアを開発したり、エンジニアたちを直接監督するようなことはしないが、Googleの業務の根底にある「設計の理念や要素、制約を深く掘り下げる」つもりだと語った。 インターネットの基本通信プロトコルの開発に携わったCerfは、「(CEOの)Eric Schmidtが考えていたのは、Googleの社内外で、自社の持つ潜在能力を人々に理解してもらうことだった」と述べた。「解決の必要な問題を研究室の人間