米VMwareは3日(米国時間)、同社の仮想化ソフトウェアで使用するディスクフォーマット「Virtual Machine Disk Format」(VMDK)の仕様を公開した。適用されるライセンスは明らかにされていないが、「デベロッパやソフトウェアベンダに使用されることを想定し、GPLなどのオープンソースライセンスを使用する環境に適合したオープンなライセンスを含む」とされ、同社宛にメールで連絡すると仕様書を入手できる。 VMDKでは、仮想マシンの環境と保存方法が定義される。仮想マシン環境を対象としたパッチやバックアップなどの管理作業は、ディスクフォーマットに大きく依存することから、VMware社では「オープンな仮想マシン用ディスクフォーマットがあることは、仮想化環境の付加価値向上に重要な役割を果たす」としている。また、同社は今回の発表に際し、今後は他のオープンな仮想マシン用ディスクフォーマ