この6日間、私たちの心はすべて珍島沖の孟骨(メンゴル)水道に向かった。無情に短い停潮時間、雨が降らないか、風はどれほど強いかと心配した。奇跡が起こらないかと注視した。しかし昨日午後、次々と引き揚げられる安山檀園高校の生徒の遺体を見ながら私たちは気を落とした。この残忍な4月、大人の裏切りで冷たい遺体となった17歳の生命…。 昨日は復活祭だった。半月後は釈迦誕辰日だ。私たちは亡くなった生徒にこの野蛮な地に生まれ変われという自信がない。むしろ三国遺事の『元暁大師と蛇福の話』から借りた小説家キム・フン氏の26年前の弔辞が胸に響く。「行きなさい、そして再び生死を繰り返してはいけない。人間であれ畜生であれ二度と生を受けてはいけない。腐って“空”になりなさい。あなたが行ったそこはどうか…黄色い日が昇り、白い月が浮くのか」。 もちろん私たちは最後の生存者が確認されるまで希望を捨てない。しかし確かな事実は、
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