――昨年11月に誌面を大きくリニューアルされて、部数は以前の1.3倍に伸びたそうですね。そもそも、リニューアルに至った理由はなんだったのでしょうか。部数が落ちてきていたとか。 部数自体は、リニューアル直前もそこそこ、悪くはなかったのです。ただ、『ar』をもう少し世の中で目立つ雑誌にしたいという気持ちがありました。これまでも固定ファンは一定数いましたが、もうひとつ抜きん出て、新しい読者や広告クライアントを獲得していきたいと。 そこで、「雌(めす)ガール」というキーワードを新たに打ち立てて、ファッションも、メークも、そのテーマに向かって提案して行こうと決めたのです。 ――「雌ガール」というのは、なかなかインパクトの強い言葉ですね。 編集部でワイワイ話しているときに、ぽっと出てきた言葉なのです。今の女性は、いいと思ったものをなんでも「かわいい~」と表現しますよね。その「かわいい」はもちろん尊重し
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