NVIDIAは7月16日、都内でGPUコンピューティングに関するセミナー「GPUコンピューティング 2010」を開催、基調講演には同社FeloowのDavid B.Kirk氏、および東京工業大学でGPUスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」などに関わる学術国際情報センターの松岡聡教授と同青木尊之教授の3名が登壇した。また、セミナーに併せて、DELLやIBM、NEC、マイクロソフト、フィックスターズなど35社のメーカーがブースを構え、自社のGPUコンピューティングソリューションの展示を行うなど、各社ともにGPUコンピューティングに一目置いていることが窺えた。本レポートでは、Kirk博士の「GPU Computingが劇的に変える科学技術の未来」と題した講演した内容をお届けしたい。 あらゆる分野で活用が進むGPUコンピューティング NVIDIA FeloowのDavid B.Kirk氏