Siriの搭載でMacの操作が次世代へとステップアップ WWDC 2016でMacの最新OS「macOS Sierra」が発表された。今は開発者向けバージョンのみ公開された状態だが、来月にもパブリックβ版、そして秋には一般向けにリリースされる。このOSはもしかしたら、マウス操作が世に広まって以来の、最大の操作革命を引き起こすかもしれない。 macOS Sierraで最も重要な新機能はSiriだろう。ご存じの通り、1984年に登場したMacは、マウスを使ったGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)のパソコン操作を世界に広めた。 それ以後もAppleは30年以上にわたってGUI操作のブラシュアップを重ね、つい最近では2~4本の指でのマルチタッチも一般的な操作方法の1つとして確立した。 ただし、GUI操作である以上、ユーザーは目標達成までの道のりをメニューに用意された操作に分割し、1ステップ