現代の戦術から見て、シカマルの判断は「とても優秀」。『NARUTO-ナルト-』に登場する「一列縦隊」は実際の戦闘でも有効だった! 『NARUTO-ナルト-』の中で、忍たちは複数人の「チーム」を組んで任務の遂行にあたる。第七班(上忍であるカカシを上官とした、ナルト、サスケ、サクラで構成されるチーム)のように4人1組のフォーマンセルを基本とし、任務の特性や状況に合わせてスリーマンセル(3人1組)、ファイブマンセル(5人1組)などを使い分けているのだ。 また、フォーメーションや戦術もその時々によって変わる。例えば、サスケ奪還任務でリーダーのシカマルが採用したのは「一列縦隊」。メンバーの適正や能力に合わせて縦隊の並び順を決めるなど、即座に最適な采配を振っていた。 これらの小隊やフォーメーション、隊長が立案する戦術は、軍事的な観点から見て理にかなっているのだろうか? 傭兵としての経験もある高部正樹さ