京大おもろトーク番外編 「おもちゃモデル」 https://ocw.kyoto-u.ac.jp/course/344/ 講演「おもちゃモデル」 時枝 正(スタンフォード大学 教授) 2018年2月8日 京都大学理学部6号館 チャプター 00:00 | 鳴る茶碗 07:44 | 杉玉の集団ぐるぐる巡り 12:28 | 転がる/転がらない多角形 18:45 | 斜面を下る粒入り筒 35:33 | 紙ふうせん 42:39 | 歌う輪、磁石 56:33 | 終わりの話
時速100kmで進む車から、ボールを後ろ向きに投げると、どのように見えるでしょうか?実験に使う車はこの車。荷台にピッチングマシーンを取り付けます。ボールの速度を時速110kmにして実験します。ボールが後ろへ飛んでいます。車が進む速さよりも、ボールの方が速いため、ボールの進行方向へ飛んで見えるのです。ボールの速度を時速90kmにします。ボールが、車の進行方向へ進んでいます。車の速さが、ボールの速さより速いため、車の進行方向へ進むのです。ボールが時速110kmの時は後ろ、時速90kmの時は前に飛ぶように見えます。ボールが時速100kmの時は、どのように見えるのでしょうか?時速100kmで進む車から、同じ速さで投げ出されたボールは、止まって見えます。車の速度を、ボールの速度が打ち消したために、止まって見えるのです。実際の速度ではなく、あるものから見た、他のものの見た目の速度を相対速度といいます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く