『東芝が不正経理で引責辞任した前最高財務責任者を財務顧問に！この会社に自浄作用が働く日は来ない！』東芝が、会社の存在自体を揺るがす不正経理問題で引責辞任をした不正経理の当事者である前ＣＦＯ（最高財務責任者）の前田恵造氏を辞任してまもなく財務顧問として迎え入れたという。 これぞまさしく、舌の根も乾かぬうちにというやつだ。 東芝としては、顧問だから正社員ではないとか、顧問は役員ではない、だから問題ないものと認識しているとかいうのだろう。 東芝が再建するには、自浄作用を期待して社内の人事を刷新し、社員一丸となって再建に取り組むか、あるいは外圧、他社の傘下に収まるか、銀行主導で外からの役員を受け入れて大幅に規模を縮小するか、何か特定の商品に特化した会社になる以外ない。 後者の外圧による債権では、もはや東芝は東芝ではなくなる。 しかし、この財務顧問の就任を見るに付け、前者の自浄作用による再建はどうやら無理なようだ。 東芝は自分で自分に止めを刺した。 もはや東芝が東芝であることはできない。 それく
