たった5年。 2010年に巨人で11勝をあげ、翌2011年には巨人の開幕投手までつとめ、一時は順風満帆な野球人生を歩んだかにみえた元巨人で現DeNAの東野峻投手が引退する。 オリックスからさらにDeNAへと流れ、DeNAに移籍した年に早くも引退。引退後はDeNAの打撃投手だという。 2桁勝利をあげた年からまだ5年。巨人の開幕投手という大役を任されてからたったの4年だ。 それでも、2012年にあれだけ活躍しながら、たった3年で野球賭博で借金まみれの巨人・福田聡志に比べれば、まだ幸せな結末、幸せな野球人生だろう。 それにしてもいい笑顔だ。 本人的には、あの巨人で二桁勝利をあげ、開幕投手までつとめた野球人生は、まさにやりきった、満足できる、人に誇れる野球人生だったのかもしれない。 だって、読売巨人軍の開幕投手をつとめられる投手は、カープファンの俺でもわかる通り、本当に限られた、選ばれた投手だけな