Leo's Chronicle: 知性が失われて初めて言語が「亡びる」あたりを読んで、ちょっと違うんじゃないのと思った点を書いてみよう。 まず、論文の記述の話で言えば、流暢な表現は必要ないと思っている。格好悪くてもいいから意味が正確に伝わることが重要だ。査読はそういう視点で行われるべきだ。これが文学の世界なら中国人ながらに日本で芥川賞を受賞した楊逸氏が、前回の落選理由として「日本語表現が拙いから」と言われたのも仕方あるまいとなるわけだが。 その論旨の部分に対する査読という、論文特有の事情を鑑みれば、元記事の 別に難しい表現にこだわらなくても論理通ってれば意味を伝える表現は出来るだろうし、それが出来るのが科学研究分野なんだし。 いいじゃん、別に"Because"や"But"が何回続いたって。 "That's why..."とか"However..."を使わなくたって。意味通れば。 関係代名詞