和歌山市は1300台のタブレットPCを市内52のすべての小学校へ導入し、児童の情報教育への活用を推進する。すでに授業への利用が行われ、児童が活用している小学校もある。 和歌山市は10月5日、1300台のタブレットPCを市内52のすべての市立小学校へ導入し、児童の情報教育への活用を推進していくことを発表した。教育機関への大規模なタブレットPC導入は、全国的にも初めてのケースとなる。 和歌山市では今年9月、市内の小学校ですでに配備されていたデスクトップPCのリース期間終了を機に、新規のPC導入の検討を行っていた。新たなPCの導入にあたっては、単に予算分の台数を導入するというだけではなく、児童の学習にいかに役立つものであるかということを主眼に置いた結果、市内52の小学校すべてにタブレットPC、そして課外活動用にウルトラモバイルPC(UMPC)とWindows Mobile端末という3種類のPCの